みなさん、こんにちは
今日はみなさんが毎日何気なくしている
『呼吸』について
レッスン中にもインストラクターが呼吸に意識を向けて。。。とお伝えしていると思いますが、
ついついポーズ
をとることに集中しすぎて、気がつけば
『うっ・・・』と、
呼吸が止まっているという方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか
インドでは
、『生命とは息と息の合間のことで、半分しか呼吸をしない者は、生命も半分しかない。
しかし、呼吸を体得した者は、生命のあらゆる機能を統御したも同然である』
と、言われていて、呼吸を軽視することは、生命を細らせることとされているのです
体の各部分の大半は自律的にコントロールされていますが、呼吸だけは自律神経の働きによって無意識に呼吸をしている反面、
意識的にコントロールすることも可能です
息を吸った時には、交感神経(緊張)が優位に立ち、
吐く時には副交感神経(緩和)が優位に立ちます。
深い呼吸を行った場合も、副交感神経が優位に立ちます
そこで、息を長く吐いて、筋肉をゆるめるようにすると、思った以上に体が柔らかくしなやかな動きをしてくれるのです
そして、年齢を重ねると肺が萎縮し、下の方がだんだん押しつぶされていきます
それにより、呼吸器系の病気や風邪にかかりやすくなります
これに対し、腹式呼吸は特に肺の下部を使うので、肺を健全に保つ働きをしてくれます
ヨガを始めて風邪をひかなくなった!というのも納得ですね
肩の力をストンと抜いて、リラックスし、おへそからこぶし1つ分程度下にある丹田を意識します。
そしてゆっくり吸って、肺の下部に息を満たします。
そのあと、さらに下腹部に力を込めて、お腹と背中をくっつける気持ちでゆっくりと吐いていきます
この呼吸をすることで、
インナーマッスルが鍛えられ
、
若々しい姿勢を保ちます
また、内臓のマッサージ効果から、冷えや便秘、生理不順にも効果があります
さらに、深い呼吸により脳からはアルファ波&シータ波が出て
セロトニンという物質が排出
これは
爽快感をもたらしてくれ、ストレスや痛み、不安感を拭い去ってくれます
このように、心の浄化とも密接に関わっている
深い呼吸
いつも以上に意識しながらレッスンしてみてくださいね
きっと新しい発見がありますよ